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【注記】この記事は、2022年8月12日時点のものです。(2022年9月2日追記あり)

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2022年9月2日追記

第1回のレンディングが開始した翌日、9/2に、第2回のレンディング予定が公開された。

カイカコイン(CICC)レンディングサービスの第2回募集に関するお知らせ

レンディング期間:30日間→ 31日間、必要枚数:9,000 → 10,000 となった以外は第1回とほぼ変わらない条件だ。本記事の“予測”だったことには外した部分もあるが、本記事の考察はいまだ参考にしていただける部分もあるかと思う。
IEO案件としてSkebコインの件 → これはまさかのハズれだった。おそらく失望による大量売りが起きたせいか一時7円台まで下げた。


カイカコイン(CICC)のレンディングとは?

一般的に、暗号資産のレンディングとは、投資家が自身の保有する暗号資産を一定期間、企業に貸し出すことによって、利子分を含めた暗号資産の償還を受けるものである。カイカコイン(CICC)のレンディングは、株式会社カイカキャピタルが2022年8月9日に第1回レンディングサービスの募集を公表した。

ソースはこちらを直接ご参照されたい。
株式会社カイカキャピタル CICCトップ
カイカコイン(CICC)レンディングサービスの第1回募集に関するお知らせ

何がすごいか。

1. たった1か月のレンディング期間で、貸借料年率200%

一般的にレンディングといえば、1年間預けて元本の一ケタ%が乗って償還されるのが普通だと思われる。ところが、この抽選10名限定とはいえ、

貸借量:9,000 カイカコイン(CICC)
※貸借期間満了時に、同量の CICC を返還いたします。

という1カ月貸し出すだけでトークンの枚数が2倍になって返ってくるという驚愕のサービスである。

2. これまでのキャンペーンの10倍の額

これまでのZaifで公表されたカイカコイン(CICC)関連のキャンペーンを振り返ってみると、だいたい1,000円相当がプレゼントされるものがほとんどである。

期間対象条件報酬
2022/8/14 23:59時点該当者全員コイン積立でカイカコインを5,000円以上申込1,000円相当分のカイカコインおてがるトレード
2022/7/27 - 2022/8/31該当者全員エントリー。Zaif自動売買おてがるトレードで5,000円以上の設定。ハッシュタグを付け、自身のトレード実績を画像付きでツイート1,000円相当分のカイカコイン
2022/7/15- 2022/8/14該当者全員コイン積立でフィスココイン(FSCC)、カイカコイン(CICC)を合計1万円以上申込。9月1日の引き落とし完了1,000円相当分のカイカコイン
2022/7/31 23:59時点該当者全員カイカコイン(CICC)の保有(20,000円相当分以上)または積立(2,000円以上申込済)次回IEO対象暗号資産1,000円相当分
2022/6/29 - 2022/7/27抽選で100名期間中にかんたん売買累計取引額10万円以上(日本円換算)取引1,000円相当分のカイカコイン

この中にあって、9,000カイカコイン(12円/1 CICCとすると 108,000円相当)が2倍になるというのは当選者本人にとっては、ほぼ10倍規模のキャンペーンとなっている。

考えられるデメリットやリスクは?

うま過ぎる話にはウラがあるものである。抽選で10名様に現金10万円がプレゼントされるという単純な話ではない。もっと複雑な話である。ここで注意深く、それらのデメリットやリスクを解きほぐしていく考察をしてみたい。

1. 申し込み期間中は対象資産は取引できない

当然のことながら、レンディング申し込み期間中は、対象となる9,000カイカコイン(CICC) は、売却できない。なぜならその間は 9,000 CICC の所有者はあなたではなく、株式会社カイカキャピタルの資産の一部となっているからだ。現在、執筆中の相場では、12円強/1CICC なので、(12円/1 CICCとして) 9,000 CICC は、108,000円相当である。 レンディング中、そのまま相場が安定してくれていれば単純に2倍になって帰ってくる(18,000 CICC, 時価 216,000円相当) という実にありがたいサービスなのだが、そこは暗号資産。大きなボラティリティ(価格変動)によるリスクを考慮すべきである。
ここでは、レンディング期間中にCICCが一時的に暴騰した場合、または暴落し続けた場合のハードケースについて考察してみたい。

1-1. 一時的暴騰時の利確機会の損失リスク

仮にレンディング期間中の9月に50円/1 CICCに一時的に爆上げしたとしたらどうだろう。ここでの想定は一時的に吹き上げ、レンディング期間が終了するころには、12円/1 CICC に戻ってしまうケースである。せっかくの高値のタイミングに、あなたの9,000 CICCは貸し出し中なので売却できない。(そもそもあなたの資産ではない) もし、この好機に9,000 CICCをそのままあなたご自身が保有していて全額利確したならば、450,000円の現金を手に入れ、元本からの差額342,000円を稼ぐことができる。 (※手数料は除く)つまり、レンディングよりも高い収益を上げられることになる。これが「一時的暴騰時の利確機会の損失リスク」である。

1-2. 暴落し続けた場合に損切りできないリスク

逆にレンディング期間中、じりじりと下げ続けた場合はどうだろう。12円が11円になり、10円になり、8円に・・・。こうなると、資産を失う前に損切りしたくなるかもしれない。ところが、レンディングしているので、売却できないのである。結果、レンディング満了後、18,0000 CICC が償還されても、その時に3円/1 CICC になってしまっていたとしたらどうだろう。8円/1 CICCまで下がった段階で全額売却(損切り)できていれば、72,000円の現金として救えた資産が、いまや時価54,000円分のCICCが手元に残るのみとなってしまうことになる。これが「暴落し続けた場合に損切りできないリスク」だ。

1-3. 途中解約できない。

このレンディングサービス。期間の短さ、法外ともいえる高利回り。抽選という特権性もあり、原則途中解約できない。レンディング期間中の上記リスクをしっかり分かった上で投資を検討すべきであると思う。

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2. 償還後、売却前にCICC相場が暴落するリスク

上記ではレンディング期間中にCICCの時価が大きく変動した場合の影響を考えた。では、CICCが償還されるタイミング(レンディング期間後、償還される5営業日後(つまり10/7))の時点で、たとえば50円/1 CICCの高値をつけて、その直後、利確する前に大暴落して12円の半値の6円になると何が起きるのだろうか。
たしかに、手元のCICCの枚数は、9,000 → 18,000 に倍増する一方、半値になっているので、日本円にしてレンディング前後で総額108,000円でプラスマイナスゼロのように見えるのだが、いささか困ったことになる。 ここで、具体例として、2022/08/24 17:00が申込締め切りなので、前日2022/08/23に申込み、見事当選した場合。当初の時価単価(円・1CICCあたり) 12.0円でスタートすると想定してのシミュレーションをしてみる。

タイミング時期所有CICC枚数時価単価 (円・1CICCあたり)時価総額(円)
レンディング申込前2022.08.239,00012.0108,000
レンディング時2022.09.01-12.0-
償還時2022.10.0718,00050.0900,000
暴落後2022.10.0818,0006.0108,000

なんとレンディング時には、時価108,000円の貸し出しを行ったにもかかわらず、償還時には、900,000 になっている。但しこれはあくまで含み益である。にもかかわらず、償還時のタイミングでいったん資金移動されることになるがゆえに、現行の税制上は利確したのと同じ扱いに解釈されてしまうところが注意が必要だ。つまり、2022.10.07の時点で、900,000の雑所得が発生したことになるのである。さて、翌日 2022.10.08に、なんと6円/1 CICCまで暴落したとする。今度は一気に720,000円の含み損が発生する。ところが今度のケースでは利確しない限り税制上の損失には計上されない。ご存じのとおり、雑所得の損失は年度繰り越しができないので、年内に利確せずに放置してしまうと、2022年の雑所得900,000に応じた所得税の納付義務がのしかかってくることになる。 実際は一時の「含み益」でしかなかった「取らぬ狸」であるにもかかわらずだ。これは何とかならないものかと思っても日本の現行の法律がそうなのだから仕方がない。とはいえ、6円で利確した直後にCICCの時価がまた50円に戻すようなミラクルが12月31日までの残された2カ月弱の間で起きるかもしれない。いずれにせよ、償還後の利確タイミングは慎重に見極めるべきである。

3 レンディング期間中の暗号資産は分割管理とはならない

募集要項を確認すると、「12.注意事項」の項に

借り入れた暗号資産は、資金決済法に基づく分別管理の対象とはなりませんので、ご注意ください。

とある。 これはつまり、預けている間は、株式会社カイカキャピタルの資産の一部となり、顧客資産として分別管理されないということである。つまりレンディングの期間中(わずか1か月の間ではあるが)、万が一同社が倒産する等した場合、CICCの虎の子がどうなってしまうかはご想像にお任せしたい。(読者各位の責任においてしっかりとご確認いただき頭の片隅に置いておかれたい)

相場への影響は?

このレンディングサービスそのものがCICCの相場にどのような影響を与えるのであろうか?暗号資産の価格は、まず第一にビットコイン(BTC)の価格の影響を相当程度受ける(おおむね遅れて追随する)ので、一部ビットコイン(BTC)しだいの部分もある。一方、ビットコイン(BTC)の価格がヨコヨコの時に、その他のトークンが個別の理由により急騰するケースもある。話がややこしくなるので、やや現実的でないものの、以下ではCICC単体で見た場合のシナリオについて考察することとする。

1. 申込期間中(~2022.08.24 17:00まで)= 予測:上げ傾向

  • レンディングサービスへの応募者数しだいであるものの、もし、CICC保有者がレンディングサービスに応募することになれば、売り板に指値で並べている9,000 CICC分をいったん取消す動きとなるため、見かけ上、売り板の枚数が減り、全体として売り圧が弱まったように見えるはずだ。これはレンディングサービスの応募者が増えれば増えるほど顕著に現れる。
  • 一方、新たに9,000枚以上の CICCを購入し、レンディングサービスに応募しようとするCICC新規参入者が増えるならば、(それはZaifそのものに未登録の新規参入者もいれば、CICCは保有していないだけの方もいるだろう) 。9,000枚を揃えるには期限があるので、強気の買い板を並べて約定(やくじょう)するのを気長に待っていては約定しない場合もあるので、成り買いに近い買い方をするユーザも現れるかもしれない。そうすれば他のユーザはますます買いづらくなる。レンディングサービス応募者でなくても買い板から取り下げる流れが起き、上へ上へと価格を持ち上げていく力学となる。
  • CICCのチャートを見る限り、取得単価の高い保有者も多いはずなので、もちろん極端な上げが生じれば、新たに売り注文を出すユーザも現れるので上昇スピードは緩和されることになるかもしれない。

2. 抽選結果が出るまで(2022.08.24 17:00~2022.08.XX まで)= 予測:安定

情報がなければ、いったん様子を見る感じになるのではないだろうか。カイカキャピタルから出される公開情報しだいである。

3. 抽選結果が出てからレンディング開始まで(2022.08.24 ~ 2022.09.01 まで)= 予測:下げ傾向

もし、この時点で上がっていれば、落選した人は9,000 CICCの売り注文を再びだすことになるかもしれない。売れないユーザはたった10人である。仮に100人の応募者がいたら、落選した90人の多くが売り注文を出すかもしれない。売り圧が再びかかり、下げやすくなると考えられる。

4. レンディング期間中(2022.09.01 ~ 2022.09.30 まで)= 予測:下げ傾向に何かが作用?

普通に考えれば、じわじわ下げる一方な気がするのだが、先行してレンディングサービスの実績があるフィスココイン(FSCC)のレンディングの様子を参考にして予想すると、カイカコイン(CICC)の第一回のレンディングが残念な結果に終わらないようにいろいろな施策が行われる可能性がある。第一回が大成功すれば、二回目は年率150%でも応募者は出てくるだろう。たとえば、未流通分のトークンの一部をバーン(焼却)することにより希少性を高め、価格を維持または上昇に誘う手がある。また、最近何かとCICCには力が入っている。取引所コインとしてZaif銘柄すべてに関わってくる位置づけにあることもある。IEO案件としてSkebコインの件も並行している。CICCの価値向上を期待できる何らかのリリースが今後予定されているとしてレンディング完了時期にぶつけてくるかもしれない。

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ここまで書いて・・・

随分と極端な例を交え、アレコレと書いたが、どれも憶測の域を出ないことをあらかじめお断りしておきたい。ちょっと疲れてしまったのでこのお話はここまでと致したい。

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