注記:本当に「考えてみた」だけです。本稿はビジネスアイデアの段階であり、2022年6月10日現在、本稿のアイデアに基づき実装されたサービスの存在は観測しておりません。
Symbol/XYMコミュニティーに献ぐ!!
本稿に記載のビジネスアイデアは、Symbol/XYMコミュニティーに寄贈します!!
じつは最近、当ブログではXYMについて少々偉そうなことを言ってしまったかなという反省がある。 それは、2022年4月30日の記事だ。
一方、テクニカル面では「フルオンチェーン」のNFTが作れるほうがアピールポイントであると思う。ただし、これもNFTのステークホルダーでない限り関心はないだろう。むしろ、STEPNのように何か形あるサービスが実装されていることのほうが有意義である。(STEPNが良いと言っているわけではない) なので、新規取引所上場とか、XYMのコアの機能アップよりも、すでにあるXYMの機能をうまく使って、優れたWebサービスを出すことがXYMの価値を高める近道である。
「だったらアンタがその優れたWebサービスとやらを出してから言えよ!」とツッコミたくなった方もおられたかもしれない。
そこで、事業化に漕ぎつけるまではいかなくても、少なくともアイデアは出したというカッコつけ程度のことはしたいと思い、執筆したのが本稿である。
ビジネスアイデアには情熱が大事だ。
この手のアイデアは、クリプト・ベンチャー企業に持ち込んだところであまり進まないこともある。むしろ共感してくれる実業家やエンジニアに託した方が実るという可能性のほうが大だ。
もちろん、アイデアを思いつくのが1だとすると、カタチあるものにするにはその10倍、売るのにはその100倍の大変さがあるという話もある。個人的には、このアイデアには自信があるものの、もしあなたがこれを実装して、事業化して、収益化ビジネスに育てられたならば、それこそ大したものである。
チャレンジしていただける方を、大大大募集したい。
サービス実装なさりたい方は、ぜひ出典として当ページのURLをクレジットした上で、開発布告してくだされば嬉しい。
さあ、他のトークンコミュニティに類似のビジネス特許を取られないうちにサービス化して、XYMはオワコンだとdisっている方々の鼻を明かしてみようではないか!
サービス概要
- サービス名称を「norarecrypto(ノラレクリプト)」とする。これは、フィールド(野良)+レコーディング+クリプトから命名した造語である。奇しくも「気長にのんびり録音しよーぜ」という意味で「ノラリクラリ」という語幹も含んでいる。
- これは一言でいうと、これから流行りそうなフィールド・レコーディングとブロックチェーンを組み合わせたサービスである。
- 「フィールド・レコーディング」とは、コンサートホール以外の「フィールド」で環境音を収録する行為および作品を指す。
- プロの音響エンジニアから一般人まで、副業として収益を得ることが期待できる仕組み。
- 「x to earn」系であるが、ポンジスキーム的要素はない。(先行者ばかりが優遇される仕組みではない)
- (1)音声ファイルのURL、(2)GPSによる収録場所の座標、(3)収録日時、(4)収録者IDのメタ情報をNFTとしてチェーンに刻む。
- コンテンツの希少性を担保し、内容重複を避けるため、既存作品と時間や場所が近いものは登録できないようにする。
- フィールド・レコーディング収録者は、作品のNFTの販売、視聴者からの投げ銭を得ることでトークン報酬(=収益)を受け取れる仕組み。
- 一定の再生数に達した人気ある作品は音声データをフルオンチェーンNFT化できる機能。(フルオンチェーンの乱立によるリソース消費を防止) ※フルオンチェーンが作れる機能。具体的にはSymbol/XYMを想定。
- フィールド・レコーディングはWi-Fiやキャリア通信圏外の場所で収録されることも多いが、GPSはスマホ圏外でも利用できるので録音地の場所情報取得には問題は生じない。専用アプリがオフライン環境では座標をキャッシュしておき、オンラインになった段階でチェーンに書き込む。
ニーズ・背景
- 最近、TASCOMのような高音質なハンディレコーダーが安価(1~2万円)で手に入るようになり、スマホとの連携も可能になった。
- YouTubeで、自然・環境音やASMR(最近、未成年のそれが禁止されるほど)が人気を博している。
- 音響エンジニアが自らのスキルを使った副業の収益モデルは期待されていると考えられる。
- フィールド・レコーディングの入門書が刊行され、認知度、関心も広がってきている。
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他のサービスと比べた優位性
NFTマーケットプレイスとの比較
- デジタルコンテンツには、イラスト、アニメーション、音楽等、非凡な才能が必要となるものが多い。素人がオーサーとして参加するにはハードルが高い。音楽の演奏ならば、創作だけでなく、収録の環境や、編集作業も必要となってくることだろう。一方、われらがnorarecrypto(ノラレクリプト)が扱う「フィールド・レコーディング」は、ハンディレコーダー一つ持ってお出かけして、録音ボタンを押せば誰でもコンテンツが作れてしまう。(むしろ無編集であることに真骨頂がある。意義深い作品をつくるのはこれほど単純な話ではないだろうが、カタチのスタートラインの敷居が低い)
STEPN(ステップン)との比較
- 主な初期投資の材料は、デジタルの靴というヴァーチャルなものではなく、ハンディレコーダーというフィジカル(物理的)なものである。
- ハンディレコーダーはフィールド・レコーディング以外にも使える。
- ハンディレコーダーはSTEPNのデジタルの靴より断然安価である。もしスマホに加え、ハンディレコーダーの対応機種を既に持っていれば、新たに用意する投資費用はゼロである。
- 個人で歩いたり走ったりすることは直接的に何か形あるものを他者に残せないし、私が歩いた1Kmもあなたの歩いた1Kmも単なる距離データに落とし込まれてしまうと本質的に差異はない。アート的なコンテキストも持たない。それに対し、norarecrypto(ノラレクリプト)は、ある時間、ある場所で採取した音声の記録というユニークで、再生産不可能な、カタチあるデジタル遺産を人類に残すことができる。
- フィールド・レコーディングの「傑作」は、現代アートにつながるコンテキストを持つポテンシャルを秘めており、巨大な付加価値を生む可能性がある。
- フィールド・レコーディング作品が、映画やアニメ等の映像作家、音楽家から注目されれば、音楽作品とのコラボ、映像作品とのコラボが実現する可能性も秘めている。
- プロからアマチュアまでフィールド・レコーディングの録音者に圧倒的シェアをとれる可能性がある。イラストレーターにとってのpixiv(ピクシブ)をイメージしていただければと思う。
- STEPNも靴を購入したり、システムを理解したり、トークンを換金したりする複雑さを比較すると、「自分のスマホにハンディレコーダーを接続してアプリで環境音を録音してアップロードするだけで稼げる仕組み」は実にシンプルの極みだ。
- STEPNの参加者の動機は、歩く・走るよりも、投機的に稼ぐことを目的としたユーザを引き寄せる性質があったため、ご周知のとおりバブル崩壊を招いた。結局、稼ぐことができないどころか、むしろ出費がかさむのなら、よほどゲームとしての魅力を感じるのでない限り、いずれユーザが離れていくことだろう。それに対し、norarecrypto(ノラレクリプト)は、作品発表の場としても、音響エンジニアにとってポートフォリオ付きのプロフィールをPRする場としても機能し、単に暗号資産による収益だけでなく、多用な付加価値を見出すことのできるプラットフォームとなることだろう。
norarecrypto(ノラレクリプト)の有意性をまとめるならば…
- NFTマーケットプレイスのコンテンツの価値の見えやすさ
- STEPN(ステップン)の参入障壁の低さ
- 両者に共通する投資効果への期待
これらの長所のいいところ取りをしている。ということだ。
フィールド・レコーディングについてもっと知るには
さて、そもそものフィールド・レコーディングについてもっと詳しくお知りになりたい方は、2022年4月に刊行されたばかりの柳沢英輔氏 の 『フィールド・レコーディング入門 響きのなかで世界と出会う』 という決定版ともいえる書籍が上梓されているので、ご一読されたい。 巻末にはブック&ディスクガイドも付いている。
なお、私の持っているのは初版だが、版元ドットコムによると増刷がかかり、2刷が出ているようだ。このことからも、フィールド・レコーディングというキーワードが世間でじわじわと注目されて初めていることがうかがえる。
楽天ブックスで購入する
まずはドメイン取得から
本稿では、サービス内容をリアルに感じていただくため「norarecrypto(ノラレクリプト)」というサービス名を設定したが、正式確定したら、ドメインを取得しておくのが良いと思う。
ドメインは、
お名前.com
で簡単に取れるし、安い。譲渡の方法もネットに公開されていて分かりやすい。
今なら、「norarecrypto」のドメインは、空いている模様。
もっと短くした「norarec」も空いている。
日本国内向けブロックチェーンサービスであれば、.jpドメインまたは .io ドメイン が おススメ である。.io ドメインはI/Oを連想させ、暗号資産・ブロックチェーン関連のサービスと相性が良いとのこと。
お名前.comでは、.io ドメイン も購入できる。
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いかがだったでしょうか。当ブログでは、このようなビジネスアイデア記事をこれからも順次公開していきたいと考えております。
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