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2022/04/10 タリアイ・ヴェーソスの『氷の城』新訳~編集者によるnote記事が公開

届いたー--!!!!

タリアイ・ヴェーソス『氷の城』

国書刊行会「タリアイ・ヴェーソス コレクション」の第1回配本『氷の城』である。

Amazonや一般書店に並ぶのは4月12日(火)あたりのようであるが、実は、翻訳者・編集者による『氷の城』講演会が4月9日(土)に開催される予定で、参加者特権として数日前倒しで国書刊行会さんから直接ゲットすることができたのである。

norwaybooksさんのブログ | 11th ノルウェー読書会 翻訳者・編集者による『氷の城』講演会のお知らせ

じっくり読みたいと思わせる作品

写真をご覧の通り装幀は美麗にして、中身も児童書を思わせるゆったりとした活字が組まれている。タリアイ・ヴェーソスを読む体験は、間違いなくえもいわれぬ上質な時間になることだろう。
まだ「訳者あとがき」にざっと目を通したばかりだが、これから本編を静かにじっくり味読(みどく)していきたい。

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コレクションの全貌(全3巻の構成)が明らかに

前回 3/12時点の当ブログ記事にて、不確定情報として断ってコレクションの構成は『鳥』『風』ではないかと予想を書いたが、実は私が見落としていただけで、いつの間にか、国書刊行会の『氷の城』の概要ページに「カタログダウンロード」というボタンがあり、コレクションの全巻構成が分かるリーフレットのPDFファイルがダウンロードできるようになっていた。

国書刊行会 タリアイ・ヴェーソス+コレクションのカタログダウンロード(PDF)

ここにおいて、 残る2冊は『鳥』、『風』 であること。今後、半年おきに刊行される予定であることが判明した。 それにしても、タリアイ・ヴェーソスの代表作3冊が一気に揃うことになるという我が国における画期的な訳業である。国書刊行会さんももっと大げさに騒いでもよいのではないかと思ってしまう。

2022/09/10 記事 ナン・シェパード(Nan Shepherd)『いきている山』(The Living Mountain) 邦訳がついに刊行される予定!

佐伯一麦の小説『ノルゲ』について

タリアイ・ヴェーソスは、佐伯一麦の小説『ノルゲ』 でその名を知ってから、ずっと気になっていて、今ようやく邦訳で読めるという有難さは、まことに胸熱(むねあつ)としかいいようがない。
ちなみに小説『ノルゲ』の方は、ノルウェー滞在を素材にしており、個人的に佐伯一麦作品の中でもとりわけ好きな作品である。(講談社文芸文庫に収録されている) 。ご興味のある方はぜひご一読おすすめしたい。

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関連記事:

前回の記事:
2022/03/12 タリアイ・ヴェーソスの『氷の城』の新訳が出るらしい

本記事の続報:
2022/04/10 タリアイ・ヴェーソスの『氷の城』新訳~編集者によるnote記事が公開

外部サイト記事:
国書刊行会 タリアイ・ヴェーソス 氷の城
タリエイ・ヴェースオース - Wikipedia

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